夏を彩るサマーワンピース。
6〜8月あたりまで長く着られ、夏場に1枚あると活躍必至のアイテムです。
毎年トレンドはありますが、季節ものなので、その辺りをあまり気にしなくても、定番のものやTPOに合わせたものなどで、十分素敵に着られるという特徴があります。
パフスリーブ、マキシ丈、オフショルダーなど、サマーワンピースは色々なデザインがあり、迷うところですが、一般的には通気性の良いコットンやレーヨンなどの素材で、ゆったりとしたカジュアルなデザインになっています。
そこで気になるのが、“太って見えてしまわないか”ということ。
夏は素肌の季節なだけに、「できるだけ痩せ見えしたい!」ものです。
ここでは、二の腕やお腹、脚などが気になるという方に、サマーワンピースで太って見えないための選び方についてお伝えしていきます。
太って見えやすいサマーワンピース
1白や淡い色は膨張する
夏といえば、白のコットンワンピース。
毎年必ずといっていいほどショップでも白のワンピースは並びます。
イメージも良くてつい白を選びたくなりますね。
ところが、着痩せでは白系や淡い色は膨張色なので、少し気をつけたいところ。
シャツワンピースや体のラインに沿ってダーツが入ったワンピースなどは、白でも体型がすらりと見えますが、最近主流のふんわりした体のラインを出さないデザインでは白系は着太りしてみえます。
例えば、大きな袖のデザインが凝っているものやティアードデザインのものはボリュームが出やすいので注意が必要。
海辺ならゆったりしたデザインでOKだけど、街では浮くというものも多いので、必ず試着してみるといいと思います。
2マタニティっぽいデザインは避ける
ウエストラインにギャザーが入ったワンピース。
ふんわりとしていてガーリーで可愛いのですが、ゴムでギャザーになっているものも多く、様々な体型の人が着られる反面、お腹周りにもたつきがあるようにみえます。
ぽっこりお腹が気になる人には、カバーどころか、逆に目立たせてしまうことに。
お腹周りがふんわりと見えるデザインだと、まるでマタニティウエアのように見えてしまうこともありますよね。
全体のぽっちゃり感をカバーしたい場合は、「マタニティでも着れそうだな」というデザインは避けた方が着痩せにつながります。
特に上半身のボリュームがある方は、できるだけスッキリしたギャザーを選ぶと◎です。
3膝が出る丈感
ときどきあるのが、チュニックなのか、ワンピースなのかという微妙な丈感のサマーワンピース。
膝が出る丈感は、膝にかかる太もものお肉が見えてしまうので、着痩せには不向き。
だいたいお肉がつきやすいのはお尻〜太ももで、それと比べると、膝下はすっきりとしていますよね。
膝がちょっと隠れる丈だと全体的にもすっきりして見えます。
あとマキシ丈も脚全体をカバーできますが、デザインや素材によっては若干重たく見えてしまうこともあります。
また街中だとあまり長い丈だと実用的ではないということもありますよね。
膝下くらいのサマーワンピースだと、肌寒いときは下にレギンスなどをはいてもいいですし、わりと長い期間着られるというメリットもあります。
4腕周り
体型が気になる人の大半が、太くて悩むのが二の腕ですよね。
二の腕は太ももと同じくらい脂肪がつきやすく、肉感が出やすいパーツです。
二の腕をどうカバーするかで全体の印象も変わってきますよ。
かといってノースリーブがダメということでもありません。
出した方がすっきり見えることもあります。
気をつけたいのは、肩周り、腕周りのきつさですね。
二の腕にフィットしたデザインだと、二の腕が強調されて、ちょっと逞しく見えてしまいます。
全体的にはゆったりとしたデザインのワンピースでも、腕周りだけはジャストサイズということがよくありますので、試着のときに注意してみてください。
夏場は汗をかきやすいので、腕周りに余裕があると、汗じみも防げていいですよ。
5シャーリング
夏のワンピースらしいデザインのシャーリング。こちらも様々な体型の人が着られるので、
重宝するデザインです。
けれど、着痩せにはやはりちょっと難しいデザイン。
ボディにフィットするようなデザインのため、肉感を拾いますし、布を集めるので、寸胴に見えてしまいます。
同じようなオフショルダーで袖にシャーリングがあるものも、可愛いのですが、“太見え”する可能性が大。
特に上半身にボリュームのある人は避けた方が無難です。
シャーリングは後側に少し入っているものなどの方が着こなしやすいでしょう。
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夏のワンピースならではのデザインは、注意して選ばないと太って見えるデザインも実は多いです。
体型が気になる人は、トレンドはエッセンスとしてまじえつつ、体型が素敵に見える一枚を。
サマーワンピースの季節、楽しんでくださいね!