思っていたよりも激烈な反応に、すっかりやられてしまったEAT当日。
治療から、かれこれ8時間くらいは痛みや痰が続いていたようです。
痰は普通の痰ではなく、粘膜がするんっと出る感じで、まるで上院頭の炎症部分が剥ぎ取られているようでした。
翌日は患部の痛みや頭痛も落ち着き、「ちょっと喉が痛いかな」という感じに。
ただ代わりに出てきたのが、倦怠感です。
体が重く、何をするのも亀のようにゆっくり。
味わったことのないだるさです。
そして翌日は美術展を見に行くことになっていたのですが、ずっと立っていたせいか、すっと血の気が引くような感覚も味わいました。
おそらく自律神経系の反応かなと思っていますが、
それほど全身に対して影響のある部位なんだなと思ったりしました。
とても小さい部位なのに・・・
このことがあってから、ちょっとビビった私は、
倦怠感も続いていたので、それからは自宅で過ごすことに。
リカバリーには1週間ほど
また翌日からは塩化亜鉛を使ってセルフEATが始まりました。
鼻の奥に綿棒を使って塩化亜鉛を塗っていく作業です。
塩化亜鉛を使っても生理食塩水と変わらず、
特にスースーしたりする体感もないのですが、明らかに以前より多い結構な量の鼻水が・・・
最初のうちは粘性があり、出すのも大変でした。
日々めまぐるしく様子が変わっていき、喉の痛みは3、4日続き、1週間ほどで倦怠感や多量の鼻水は治まっていきました。この辺りまでがリカバリータイムだったという気がします。
正直、大量に出る鼻水や倦怠感などで、気持ちが若干沈んでいく自分もいました。
自分の元の症状は鼻づまりで、特に夜間の鼻づまりが気になっていたので、
それがよくなっているか?というと、全くそんな感じがなかったというのもダウナーな気分を引き寄せました。
ただ少し気になっていた夜寝ているときの“喉がイガイガする感じ”はEAT治療の当日から消失していました。そこに明るい兆しを見出すようにしていました。
この1週間のリカバリータイムが終わると、鼻の状態も落ち着き、
「もしかしたら、ちょっといいかも?」と思えるくらいに。
冬場は症状が強く出やすいのですが、「冬にしては良い、秋ぐらいの感じ」です。
その頃には気持ちの落ち込みも何処へやらという感じで、不思議と晴れやかな気分です。
前回の治療後はあまりの痛さに予約を取らずに帰ってきていたので、改めて次回(翌月)の予約をすることにしました。