ドライヤーは毎日使うものですが、なかなか壊れないので古いものをずっと使っているというケース、結構ありますよね。
「そろそろ新しいものが欲しいな」と思っている方もきっと多いのではないでしょうか。
近年、ドライヤーは性能がアップして、各社様々な方面からアプローチしていますが、
機能を集約して言うと、「髪を傷めない」、「髪を綺麗にする」と言うのが従来品にない機能になります。
いかに髪を傷めず、髪の保水をキープするかというところ。
裏返すと、ドライヤーでブローすると「髪が痛む」と感じる人が多いからなのでしょう。
ヤーマンの「スカルプドライヤー」
いくつか高性能ドライヤーの候補はありますが、先日体験したのはヤーマンの「スカルプドライヤー」です。
スカルプと言うのは頭皮のことですが、髪を傷めず乾かしながら、頭皮ケアもできるというもの。
スカルプケアは自分でもできるのですが、自分の手以外のアプローチも欲しいなと思っていたのです!
ヤーマンの「スカルプドライヤー」は、機能を簡単にいうと以下の3つ。
1、スカルプHOTモード 遠赤外線の42℃微風+振動ブラシで刺激 2、スカルプCOOLモード 冷感微風+振動ブラシで浸透サポート 3、ヘアケアドライモード 遠赤外線+約60℃の低温風でドライ
頭皮に当てると温風とともに振動があり、頭皮を優しく刺激してくれるのが「スカルプドライヤー」です。ドライヤーなのにスカルプもケアできるというのはこういうことなのですね。
お値段は18000円(税抜き)で、他の製品よりもお安いような気もします。
最初に乾かしたいのが頭皮です
この「スカルプドライヤー」を使ってみて、とても気に入っているのですが、
その理由はなんといっても根元から乾かせるから、ということ。
髪を乾かすのって相当時間がかかって、私は髪が長いので、余計にそう感じますが、いつまでたっても終わらないんですよね…。
鏡の前に突っ立っている時間が長くて、途中で「もういっか」ってなります。
ただ髪を乾かす時に一番に乾かしたいのが根元。
根元が生乾きだと、雑菌も繁殖しやすくなり、頭皮にもよくありません。
寝癖の元にもなりますよね。
そこで「スカルプドライヤー」を使うと、根元に直接、優しい温風を当てるので、
スカルプケアで「気持ちいい〜!」と思っている間にその部分は乾いています。
これで髪が乾くのが格段に早くなる、そこがいいのです!
使い方のステップ
「スカルプドライヤー」は振動ブラシが付いていて、それで頭皮のマッサージをしていくわけですが、これが美顔効果を高めています。
頭皮と顔の肌はつながっているので、頭皮ケアをすることで顔のケアもできるというのが「スカルプドライヤー」のメリット。
髪を乾かすだけではなく顔のリフトアップ、たるみ防止にも一役買ってくれるわけです。
このブラシの振動が自分でマッサージするのとは大違いで、ぼーっと乾かしている間にスカルプケアができ、顔のリフトアップもできてしまいます。
使い方としては、シンプルに髪を乾かす時に使えばいいのですが、
念入りにケアしたい時には、ヤーマンオススメの4STEPがありますよ。
1、頭皮の汚れを取り去るために、シャンプー前にスカルプHOTモードで、ホットブラッシングをする。 その後シャンプーをします。
2、ヘアケアドライモードで、髪をいたわりながらドライ。
3、スカルプHOTモードで耳の裏や頭頂部を心地よく刺激。
育毛剤を全体に塗布します。
4、スカルプCOOLモードで、育毛剤の浸透をサポートします。
育毛剤を使う場合は、その浸透を助けるためにこのような手順を踏んでみましょう。
頭筋ストレッチ の樋口賢介さんが登場!
今回の体験会にはなんと、頭筋ストレッチ HIGUCHI式ヘッドスパ考案者であり、ヘッドスパ、エステ、ヘアケアにも精通した樋口賢介氏が登場!
樋口さんのサロンは半年待ちという人気ぶりです。
頭筋ストレッチの理論や美容効果についてお聞きしてきました。
やはり頭皮ケアの効果としては、一番は「しわ、たるみ」。
あとは目元がぱっちり、クマが薄まり、顔色が良くなるといったところ。
そして直結するのは薄毛や白髪とのことです。
「特に頭皮は汗をかくので、頭皮が冷えてしまうことが多くマッサージしてほぐすことが大切です」と話されていました。
HIGUCHI式メソッドのポイントは、「ほぐしたら、引き上げる!」こと。
頭皮をほぐしたら、最後の仕上げは顔を持ち上げたいところまでキュッと手で持ち上げましょう!
そこでセットする感覚で、顔をリフトアップしていきます。
重点的に当てたいスポット
樋口さん曰く、耳の上が硬い人は「人間関係で悩んでいる人」です。
ちょっと触ってみて、耳の上あたりをマッサージすると気持ちいいという人は、人間関係のお悩みがあるのかも…?
どちらにせよ、耳の周りはツボがあるので、この辺りは「スカルプドライヤー」で重点的にほぐしたい場所です。
さらにカチューシャゾーンと呼ばれる額の上部に当たる位置もほぐしていきましょう。この部分は目元や額のしわにつながる部位です。
さらに頭頂部もほぐしていきます。頭頂部のふわっとした髪のボリュームは見た目の若々しさに直結します。
樋口さんは明るい方で、ところどころ爆笑が起こるような楽しい会でした。
「スカルプドライヤー」が最適な人&デメリット
頭皮ケアできる「スカルプドライヤー」ですが、以下のような方には特にオススメです。
・顔のリフトアップをしたい
・髪のボリュームが気になる
・頭皮ケアに興味がある
・肩こりや頭皮のコリに実感がある
・髪の毛を保水させてダメージを減らしたい
振動でコリがほぐされていく感覚が効果実感の高い「スカルプドライヤー」ですが、
一方でデメリットを考えてみると、
お値段が高いと感じる人がいるかもしれないというのと、
あとは少しドライヤーとしてはサイズが大きいということ、
また少々ずっしりとした重さを感じることです。
重さや大きさに関しては持ち手が二つついていますし、
使い勝手の面で手が疲れるほど重たい訳ではないのですが、従来品と比べるとデメリットと感じる人がいるかもしれません。
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スカルプケア界では人気のヤーマンの「スカルプドライヤー」。
ヘアドライとスカルプケアと一石二鳥で時短になりますし、私は髪を乾かすのが楽しくなるほど、気に入って使っています。
元々は男性の薄毛対策用に売り出されていたものなので、自分だけのための美容機器ではなく、家族と一緒に使えるのもコスパが高いといえます。
すでにお使いの方はぜひ使い方の面で樋口さんのメソッドも取り入れてみてくださいね。
《ヘアケアシリーズ》



