こんにちは、ビューティーライターのマキです。
日本で最も好かれているといっても過言ではないブランド、ルイ・ヴィトンから昨年発売になった初のフレグランスコレクション。
2017年3月2日から表参道店でも取り扱いがスタートしました。
ヴィトンの香水⁉って思いますよね。
早速お試ししてきました♡
新作「Les Parfums Louis Vuitton」の香り
新作フレグランスは7種のシリーズ。
革製品と同じように旅へのオマージュがあります。
鋭い嗅覚を持つ、ルイ・ヴィトンのMaître Parfumeur(インハウス・マスター・パフューマー)、ジャック・キャヴァリエによって生み出された香り。
価格は100mlで3万円台、香水としては高めですが、ヴィトンにしてはお安いかも?
7種の香りは…
ふんわりと香る「Rose des Vents(ローズ・デ・ヴァン)」
うっとり心酔するような「Turbulences(タービュランス)」
欲望を刺激する「Dans la Peau(ダン・ラ・ポー)」
広大な自然へと誘う「Apogée(アポジェ)」
秘めた想いを解き明かす「Contre Moi(コントロモワ)」
神秘の世界へと導く「Matière Noire(マティエール・ノワール)」
そして五感を揺さぶる「Mille Feux(ミルフー)」
フレグランスはどれもミドルノートが長く続くような設計ということで、お店ではすぐにミドルノートの香りが嗅げるようになっていました…! すごい。
もちろん、その場で吹きかけて香りを試すこともできます。
7種のうち人気の製品は?
一つ一つ違った淡い色合いの香水が7種並びます。7種もあると、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
特におすすめは看板製品の「Rose des Vents(ローズ・デ・ヴァン)」と「Apogée(アポジェ)」。
「Rose des Vents(ローズ・デ・ヴァン)」
「Rose des Vents(ローズ・デ・ヴァン)」はピンクのボトル。バラとイリスとシダーによる艶やかで荘厳なノートに加え、ほのかに感じるペッパーがアクセント。甘くて爽やかな可愛らしい香りです。
ストレートに「いい香り」といった女性らしい香りです。バラが苦手な人にも使いやすい、ライトな感じだけれど、気品がある優しい香りです。
時間が経つにつれて、少し変化し、ピーチのような完熟した果実が漂う、朝の光のような香りになっていきます。
「Apogée(アポジェ)」
続いては、「Apogée(アポジェ)」。グリーンイエローのような色のボトルです。スズランが織りなす至福の香りは、清潔感がある女性のイメージ。
スズランがジャスミン、マグノリア、そしてバラの花びらと調和して、ほのかに感じるスモーキーなガイヤックウッドとサンダルウッドのエッセンスが茎のように花々の香りを引き立たせます。
ピュアだけれど、どことなく華やかさ、可憐さを感じさせるフェミニンな香りでした。
「Matière Noire(マティエール・ノワール)」
また、個人的に夜のドレスに似合いそうだと思ったのが、「Matière Noire(マティエール・ノワール)」。神秘の世界へと誘うダークウッドとホワイトフラワーで、一気に洗練度が増す、大人の女性の香りです。
パチョリやラオス産アガーウッド(沈香)など希少な木々が生い茂る深い森へと引き込みます。ブラックカラントがアガーウッドのアニマル・ノートを引き立たせ、純白のナルシス(水仙)やジャスミンとの対比によってフローラルの香りを一層印象的に香らせます。
ミニボトルもありました
すべて良い香りで迷ってしまうという方にはミニボトルのセットもあります。7種類の香水を10mlずつのミニチュアボトルはコレクターの方にもぴったりなセット。小さいサイズ感が可愛い。置いておいて、高級感もしっかりあります。こちらも4万円弱。
またヴィトンらしくトラベル用のアトマイザーのセットもありました。こちらは一種の香りにボトルがセットになっているかたち。スプレーと7.5mlのリフィル4点が付いたトラベルセット。ゴールドと漆黒のデザインが格調あります。
最後にボトルデザインの秘密♡
ヴィトンの香水はボトルはクリーンな丸みのあるボトルで、シンプルでクリーンなデザインです。キャップの部分がマグネットになっていて、かっこよく機能性が高いのがヴィトンらしいですね。
そのほか、よく見てみると、このボトルというか、ディスペンサーのパイプの部分が見えないようになっている…!というのに地味に感動しました。
香水瓶の中に香水を引き上げる細いパイプが入っているのですが、それが透明なんです。
目をこらすと透明のパイプが見えるのですが、まるでその存在がないかのよう。一見すると、香水が瓶に入っているというような印象を受けますよね。そういうところもぜひ見てみてくださいね。
《香りシリーズ》