こんにちは、ビューティーライターのマキです。
美は細部に宿る、美しさは内面から…というのはよく聞く言い回しですが、
皆さんはどういう人を「美しい人」だと思いますか?
テレビにでている人やモデルさんは皆さん綺麗ですが、
「美しい人」は静止画だけではなく、日常的に話したり食事をしたりする人。
そういう全体的な、その人の持つ雰囲気の「美しさ」は深くて、人を惹きつける力がありますよね。
美容業界はきれいな女性が多い業界です。
見た目やスタイルがよく、“美しい雰囲気”を持っている人がたくさん。
そういう女性たちを見ていて、「美しい人」たちの共通点を探ってみました。
女性の「美しさ」が滲み出るところ
表情、特に瞳
美しさの基本はやはり表情。
街にはとても美人だけれど、虚ろな表情をしている人、よくいますけれども、そういう人を見ると、もったいないなと思います。
本来の人生を歩んでいないのかな…と。
やはり瞳の美しさは大切。瞳にエネルギーがないと、どんなに美しくても美しさは半減します。
あんまりいつもニコニコしているのもどうかと思いますが、アラサーを越えたあたりから、少しやんわりとした表情を保っておかないと、不機嫌顔や無表情が板について怖い顔になってしまいますよ。
内面の強さ
美しさというと儚げな繊細な美しさもありますが、人付き合いの中で見えてくるのは、内面の強さという美しさ。行動力や思考力、そういったところにも美しさが現れます。
そういう女性のことを強い女性というよりは、凛とした女性と表現しますよね。
内面の強さがある女性は自分が行き詰まっている時でも人をねたんだり、ひがんだりすることもないですし、自分に対しても卑下することもありません。
「性格がいい」だけではなく、加えて強さがあると美しさにつながります。
カバンの中が整っている
どのようなバッグを持っているか、よりもバックの中身がどうなっているか、のほうがよっぽどその人を表すものですね。
実際、バッグの中身がどのような状態か、よく見ている人は見ていると思います。
女性のバックの中は、口紅や手鏡などの散らかりやすいコスメや行く先々で受け取るレシートをぐちゃぐちゃになりやすいですが、「美しい人」で、バッグの中がぐちゃぐちゃになっている人ってあまりいない気がします。
美しさには清潔感が欠かせませんが、バッグの中が綺麗だと清潔感が出るということかもしれません。
丁寧さ
美は細部に宿る、という意味は、女性といえば先端の方に美しさが宿る、目に付くということ。
具体的には髪の毛だったら毛先、手だったらネイル、メイクだったらまつ毛ということになります。
だからといってネイルを盛れば良い、毛先を巻けば良いということではなく、
生活や人間関係においても、終わりまできちんと丁寧にできるかいうこと。
例えばお辞儀をするときに、顔を上げてすぐに立ち去ると、慌てたような印象になりますが、顔を上げた時に一瞬置くと丁寧な印象になります。
マスカラを塗るのも、口紅を塗るのも、食事をするのも、丁寧さがあると途端にきれいに見えます。
一手間をかける丁寧さが、美人の雰囲気を生むのだと思います。
健康的な思考、ユーモア
クスっと笑ってしまうユーモアがある人って魅力的だと思います。
その場の雰囲気が変わりますし、ちょっとネガティブになっているときは、頭のスイッチを切り変えてくれますよね。
暗くて一緒にいて疲れてしまうような沼のような美人もいますが、健康的で地に足がついた思考がある美人の方が美しいパワーを放っているものです。
ユーモアや軽い冗談は少し豪快で男性的な感じ。
女性の中の男性性はその人をより美しく見せてくれるときがあります。
男性でも男性らしさの中に女性のような繊細さがあるといいですね。
それと同じことです。
ただ、ダジャレのようなオヤジギャグにいってしまうと
男性性が強すぎるので美しい人からは遠ざかってしまいます。
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美意識はファッションやメイクだけではなく、内面やしぐさにも投影されるところがあります。
人が美しさを感じるポイントも見た目以外にもあるということですよね。そういうところが美しいといわゆる“美のオーラ”が出やすいです。