長引く不調の原因は鼻奥の炎症⁉︎【慢性上咽頭炎】〜EAT治療の反応と経過〜①

先日、EAT治療というものを受けてきました。

ご存じの方は少ないかなと思いますが、コロナ後遺症やコロナワクチンの後遺症の治療法としても注目を集めているのが、EAT治療です。

Bスポット治療、上咽頭擦過療法とも呼ばれ、慢性上咽頭炎に対しては以前から行われてきたものです。

上咽頭とは喉の上部、鼻と喉の間を指します。風邪、ウイルス感染などをきっかけにこの部位に炎症が残ることで慢性上咽頭炎になってしまいます。

上咽頭の炎症から全身に

慢性上咽頭炎とはどんな病気なのでしょう?

よく風邪は万病の元といわれますが、まさにその通りで、慢性上咽頭炎になることで、腎臓、関節、皮膚などに炎症を引き起こすことが知られるようになってきました。

上咽頭の炎症から、炎症物質(サイトカイン)が血流に乗って全身を駆け巡るため、遠くはなれた部位にまで飛び火してしまうのです。

また、この部位は自律神経とも密接な関係にあるので、自律神経系の症状も出やすくなります。

動悸や肩こり、めまい、嘔気、胃腸の症状、全身倦怠感、気分の落ち込みなど、多岐にわたる症状が現れるという特徴もあります。

喉がイガイガする、喉が詰まった感じ、喉や鼻の違和感などの症状がある場合は、本人は「長引く風邪」と認識していることが多く、そのまま“原因不明の不調”になってしまうことが少なくないようです。

また炎症があっても、こうした症状がない場合もあるそうです。

ありふれた感染などきっかけに発症するために、実は多くの人が罹患しているのではとも考えられているのが慢性上咽頭炎です。

〈慢性上咽頭炎で起こる症状はこんなに…〉

首こり肩こり 全身倦怠感 慢性疲労 めまい 咳喘息 喉の違和感 鼻づまり
花粉症 慢性かぜ 慢性湿疹 月経異常 血尿・蛋白尿 IgA腎症 耳づまり
うつ 微熱 動悸 むずむず脚症候群 掌蹠膿疱症 潰瘍性大腸炎 関節炎
不眠 胃部不快感 下痢・腹痛 アトピー性皮膚炎 起床困難 コロナ後遺症(一部抜粋)

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