こんにちは、ビューティーライターのマキです。
瞳が輝いていると素敵な印象を与えるものですよね。
肌がどんなに綺麗にでも目が虚ろな人を綺麗だといいません。
日本だけではなく世界中で、一番には見られて印象に残るのも瞳。
アイラインやマスカラなど目を大きくはっきりを見せる工夫は世界共通です。
なので、瞳を彩るメイクも不自然だったり汚かったりすると残念なことに。
目が小さいことでコンプレックスになる人も多いですが、
メイクをすればするほど綺麗になるわけではないのがポイント。
目が印象的になる効果的なメイクを身に付けたいものです。
ここでは、一重や奥二重、目の形がもともと小さいなど、“小さ目さん”がしてはいけないメイクについてまとめてみます。
小さ目さん厳禁!余計に目が小さく見えるメイク
とにかく盛る&囲み目メイク
濃いアイカラーとマスカラでとにかく盛るアイメイク。
顔の中で目だけが黒いスポットのように見えてしまいます。
濃い色は余計に小さく見える収縮色なので、目周辺が引き締まって小さく見えます。
濃い色で大きく見せようとすると失敗しやすくなり、余計に目の小ささが目立ってしまうことになります。
上下のアイラインで囲むメイクも目が小粒に見えるメイクの筆頭です。
アイラインを効果的に目が細い人は上下幅を出すようにし、
目の幅が短い人は、目尻のラインで長さを強調するようにしましょう。
シャープすぎるラインで怒り目
目が細い人がアイメイクをきっちりすると目元がきつく見える傾向にあります。目つきが悪く見えたり、怒っているように見えたり、冷たく見えたりします。
こういうタイプの人は目元を優しくみせることがポイント。
跳ね上げのアイラインや太いアイライン、まつげのカールの角度が狭すぎたり、マスカラで急角度をつけたりすると、目元がキリリときつく怒っているような表情になります。このようなシャープで強いものは目元から取り除きます。
また元々のクールアイを生かして、さりげない大人っぽいメイクが似合う人もいます。
クールアイにするか、シャープさを強調せずに優しい雰囲気に見せるか。これは顔の造作によっても変わってきますよ。
顔立ちが優しい人は目元がシャープだと、やはり不自然な感じに仕上がることが多いので、可愛い感じに仕上げるのがいいと思います。
腫れぼったく見える色
暖色系のピンクやオレンジは腫れぼったく見える色ですが、使い方によって小粒な目元の人にも似合う色です。目尻だけに使ったり、薄い綺麗な色を乗せる、ラインのように使うというのも良い方法。
まぶた全体に広く乗せると腫れぼったく見え、目が腫れているように見えます。また、まぶたが膨張するおかげで、肝心の目は小さく見えてしまいます。
さらに使いやすいブラウン系のカラーも使い方一つで、腫れぼったく見えることがあるので注意。
ブラウン系のカラーは元々影がない所に影を足すので、不自然に見えやすく、立体感を足しすぎると目元が腫れているように見えてしまうこともあります。
ファンデーションを塗ると目元もくすみや凹凸が消えて、平面的に小さく見えますが、ここにブラウン系のカラーをのせてナチュラルな印象的な目元を作っていきます。
その際は、人工的な立体感よりも元々の自然な“くすみ”を引き出す感覚で、ブラウンメイクをしましょう。
不揃いまつげ
目元が小さい人の場合は、ぱっちり二重の人よりもまぶたの影が少ないので、その分、まつげの不均等が目立ってしまいます。
バラバラになっていたり、マスカラがダマになっていたり、まつげが色々な方向を向いて交差していたりすると、途端に“散らかっている”印象に。
まつげは目を大きく見せるポイントでもあるので、綺麗にならないと目元が寂しくなり目を小さく見せてしまいます。
こういったまつげの問題はまつげコームと付けまつげが解決してくれます。ただ付けまつげの場合は耐久性の問題はありますが。
眉が濃い
今は太めのナチュラルな眉がトレンドですが、眉にボリュームがありすぎると、目元の印象が薄まり、目が小さく見えます。
目の大きさは眉とのバランスでも決まってきます。
眉だけ浮き立つようなメイクは全て目元を小さく見せますので、鏡の中でバランスをよく見て見ましょう。
眉が太くて濃いと目が小さく見えるので、小さ目さんはふんわり暗い茶系で。
その方が多くの日本人には合います。
*
せっかくアイメイクをしていても、目を小さく見せるメイクだったら損ですね。
闇雲に一般的な手順通りにメイクすると、こういった小さ目メイクに陥ることがあります。
自分にはこれは合わない、必要がないというものは省いて、その代わりこれを投入するというのが、自分のデカ目メイクに辿り着く近道。
その際は遠目から見て、目が大きく見えるというのと同時に、近くで見てもキレイというメイクを探ってください。
ドラマティックに変われるメイクはいいのですが、日常の場面では「やっぱり変」なものも多いからです。
眉もそうですが、目を大きく見せるアイテムは、アイラインとカラー、マスカラ(まつげ)しかないので、これらをうまく使って、取捨選択しながら、自分の目に合う黄金バランスを見つけましょう。
《アイメイクシリーズ》