日本でユニクロの服といえば、「作りがしっかりしている」とか「ベーシック」といったイメージでしょうか。
感覚的には、ユニクロいいという人と、ユニクロはダサいという人と半々くらいかなと思います。
メジャーブランドすぎて、着ていると「(ユニクロ…?)」とわかってしまうのも嫌な人には嫌。
その反面、おしゃれではないものの機能的なので普通のシャツとかパンツなら人と同じでも問題ないという人もいます。
「ユニクロ=ダサい」派の人も絶対に買わないという訳でもなさそうで、年に1回はホームウエアやインナーなど何かは買っているよう。
ただテイストが一様なので、多数派なデザインが多くて、少し個性的でかわいい感じが好きな人には全くウケませんね。
どちらかといえばコンサバ系ですから。
意外と海外ウケがいい?
数年前パリに行った時にユニクロを見つけて、その外観のパリっぽさに写真を撮ってきましたが、海外にも出店していて知名度は抜群。
日本の服といえば、ユニクロはトップ5に入るでしょう。
よく思うのは、海外に住んでいる日本人は日本ブランドの良さを見出すのが得意ということですが、ポーター(バッグの)とか、日本の家電や車とかですが、
ユニクロもその一つで、ユニクロは海外に住んでいる日本の人には意外と好評です。
アメリカで働く日本人男性から聞くと、ユニクロを着ているだけでおしゃれだと思われるとのこと。
要するに、職場が保守的(というか昔っぽい服装)なのでユニクロの服でも場違いになるという意味です。
パリに住む中村江里子さんも以前ユニクロのファンということを著書で書かれていました。
日本に帰ると大量に買ってくると言っていて、いろいろお気に入りはあるみたいですが、「ラインがキレイ」とデニムは一押しされていました。
察するに、日本人体型に合うデザインと海外にはない価格&品質だと思います。
海外にいると他の人とかぶることは少ないというのもありますし。
もう一つユニクロの良さとしてあげられるのは、このアイテムが好きという人がずっと買い続けられるということ。
デニムが好きなら、バージョンアップはするものの同じシリーズのものが必ずあって、シーズンごとに買い換えれば良いようになっています。
「ユニクロでよくない?」という人はこういう点を買っているのでしょう。
ユニクロで買うべきアイテム
というわけでユニクロのショップが程よく近くに住む私が、私の視点でユニクロの「神アイテム」をご紹介していこうと思います。
スーピマコットンブラタンクトップ
タンクトップにブラカップが付いているインナーです。
ヨガなどのフィットネスの時によく使っているのが、この手のタンクトップなのですが、いろいろ試してみて、一番長持ちするのがユニクロのものです。
どのメーカーでもこういったアイテムは作っていますが、最初はどこのものでもバストラインがキレイで、良いのですが、この手のものは持ちが問題。
カップのホールドが弱まり、全体的に伸びてくるのも早いなと感じます。
ユニクロのものは以前買ってから2倍は持ちが良く長い間使うことができました。先日、新しいバージョンのものに買い換えたのですが、生地がしっかりとしていて、かなりのフィット感!
夏に着るのは暑いくらいで、冷房が効いたスーパーの冷え対策には重宝しました。
秋冬は防寒してくれることでしょう。
ウルトラライトダウン
人気製品だと思いますが、ウルトラライトダウンも近年の購入品の中で、群を抜いて良い製品でした。
こんなに薄くて軽いのに着た時にこんなに暖かいなんて…と感動。
冷え性の方には特にオススメですよ。ぜひ膝丈の長いデザインのものを買って家で来てください。
薄いので動きも阻害されません。
また、これは旅行の時にも心強いアイテムです。
現地で寒い時に予備の防寒着になりますし、機内荷物にして飛行機の中の寒さ対策にもいいです。(凍えるような寒さになる時がありますよね。)
小さなポーチが付いていて、それに収納することができるので、持ち運びも簡単。
枕にもなります。
カシミアのセーター
中村江里子さんがオススメしていたのが、ユニクロのアイテムがカシミアです。
カシミアは貴重でお値段も高い素材ですが、ユニクロの場合は5000〜1万円くらいで超お買い得です。
カシミアのものはお出かけ着になり、家で着る服にならないのが残念。
けれどユニクロのものならカシミアが普段着になり得るんです。そこが贅沢な感じ。
レディースだとVの胸あきが広かったり、体にフィットするようなデザインだったので、その時はメンズのセーターを購入しました。
ベーシックなデザインと腰がカバーされる丈感が良かったです。
カシミアも年々デザインが変わっていて、シーズンの最初、昨年のものならさらにお安く買うこともできますよ。
ニット類は基本的に手洗いなのですが、一度間違って洗濯機で普通に洗ってしまったことがありました。
乾燥機はかけていませんが、脱水はしていて、「もうダメかな」とひやっとしたのですが、ユニクロのカシミアは無事でした。
洗った後は縮んでいましたが、形を整えて少し伸ばして乾かしたら、元に戻っていました。(若干は縮んだかも…?)
洗濯が自分でできるというのもオススメの理由です。
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ユニクロのおすすめアイテムをご紹介しました。
日本に住む人には当たり前のジャパンクオリティも海外の人には驚きということも。
海外から来た人のお土産にもユニクロは喜ばれますよ!
《ファッションシリーズ》