こんにちは、ビューティーライターのマキです。
大人ニキビができてしまったとき、どのように対処していますか。
跡になったり色素沈着が残ってしまうのは嫌ですよね。
ニキビができると、「甘いもの食べすぎたから」「ストレスが多かったから」「化粧品が合わなかった」・・・と頭の中で出来てしまった理由をあれこれ探るのではないでしょうか。
ニキビができる理由は様々ありますが、ニキビの種類もいくつかあります。共通するのは悪化させないということ。悪化してしまうと跡が残る確率が高くなりますよ。
ニキビの種類によっても対処法は異なる
ニキビの種類によって対処法が異なります。
白ニキビ
ニキビの初期段階の状態で、毛穴の先端が閉じて皮脂が詰まったように見えます。小さく白いニキビです。
この状態では自然に治るのを待つか、慣れている人なら、自分で芯を押し出すケアも有効です。
黒ニキビ
詰まった皮脂や汚れが毛穴の中から表面に出て、酸化して黒く見えた状態のニキビ。ポツポツと黒みがかって見えます。
赤ニキビ
ニキビが炎症をおこして赤く腫れたように見えます。触ると痛く、そのままでは長期化する恐れがあります。
黄ニキビ
ニキビが膿んで腫れあがった状態。白ニキビが大きくなったような見た目です。
炎症を起こしたニキビを放っておくと、なかなか治らず、悪化するケースが多いです。クレーターのようになると元に戻すことができないので、早めに適切な処置をしましょう。
腫れたニキビは、自分で判断せず、皮膚科に行って 膿を取り出してもらいましょう。膿を取り出したあとにニキビ用の塗り薬を処方してくれます。
悪化したニキビは、皮膚科に行っても小さな跡になることがありますが、半年や1年という時間をかけて、次第に消えていくので心配いりません。
ファンデは?正しいニキビの隠し方
ニキビができたところにファンデーションは塗ってはいけないとよく言います。けれど大人ニキビの場合は、内的な問題がニキビの原因となっている場合が多いので、ファンデーションを塗るか塗らないかはあまり大きな問題ではないようです。
個人的には、BBクリームやオーガニックファンデーション、ミネラルファンデーションなどはニキビのある部位に塗っても、悪化させず、ニキビの状態が良くなると感じるものもあります。
肌質やファンデーションの特性にもよりますが、一般的には毛穴が詰まりやすくなる油分の多いリキッドタイプは避けて、パウダーファンデーションかお粉にするのが良いでしょう。
ただ厚塗りすると、肌をおおい隠して毛穴をふさいでしまうので、軽くカバーする程度にします。
大人ニキビの予防は生活改善から
大人ニキビの原因は思春期のニキビと違い、皮脂が過剰になっているわけではなく、ストレスやホルモンバランスの乱れからくることが多いです。そしてこうした内面に起因する大人ニキビの特徴は治りにくいということ。
逆に乾燥や合わない化粧品によるニキビは、保湿をしたり化粧品を変えるだけでわりと早めに治るのが特徴です。
もしあまりにもニキビの治りが悪い、同じところに何度もできる、というのであれば生活習慣を見直していくのが先決です。以下のような点を見直してみましょう。
・1日6〜8時間、ちゃんと寝る
肌のためにはホルモンバランスを整えることが何よりも重要です。不規則な生活や睡眠不足、過度のストレスはホルモンバランスに悪影響を及ぼします。
働く女性にとってはある程度のストレスは仕方のないことなので、きっちりと睡眠をとることでストレス対策をしていくことが大事です。
美肌のゴールデンタイムは夜10時から2時といわれますが、毎日0時前後には眠りにつくようにしましょう。
・油っぽい食事を見直す
肌のためには食事は重要だという事は皆さんご存知のはず。欧米型の高脂肪、高カロリーの食事よりも、食物繊維やミネラル豊富なバランスの取れた和食の方が美肌には欠かせません。外食はどうしても洋食になりやすいので、適度に自炊をして食事の調整を図りましょう。
肌は内的な状況を映す鏡。まさに大人ニキビ(吹き出物)ができているときは、生活習慣や食事など内的な部分で何か支障があるサインです。
ニキビができてしまったら、初期の段階なのか悪化しているのかによっても、対処が違います。正しいケアでニキビ跡を残さないようにしてくださいね。
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