【レギンス&トレンカ復活】あの頃の着方と何が違う? 今っぽく魅せる「モードなトレンカコーデ」5選

一度は「もう流行らない」と思ってクローゼットの奥にしまったアイテムの筆頭に挙げられるレギンスやトレンカ。

かつてはチュニックやワンピースの下に合わせる定番アイテムとして一世を風靡しましたが、いつの間にか「ちょっと懐かしいアイテム」という存在になっていました。

ところが2025年から2026年にかけて、そんなレギンスが再びファッションの表舞台へ。ファッション誌でも2026年、レギンスがアスレジャーだけでなく、ランウェイや日常のファッションとして存在感を増していると紹介しています。

さらに2026年秋冬には、トレンカの海外版ともいえる「stirrup pants(stirrup leggings)」が復活。Stella McCartney、Mugler、Balmain、Jil Sanderなどのコレクションでも登場し、海外メディアでも大きく取り上げられています。

ただし、今回のリバイバルは「あの頃のコーデをそのまま」というものではありません。

昔は「チュニックの下に履いて脚をカバーする」というイメージが強かったレギンスやトレンカ。今はむしろ、細身のボトムとして脚だしのアイテムへと進化しています。

今回は、そんな「昔のレギンス&トレンカ」と「2026年のモードな着こなし」の違いをチェック。今っぽく見せるトレンカコーデを5つ紹介します。

レギンス&トレンカがまたブームに!でも、昔とはちょっと違う

レギンスの復活は、実は突然始まったものではありません。

2025年秋冬から、ランウェイやストリートでレギンスがファッションアイテムとして再び注目されるようになり、2026年にはその流れがさらに明確に。ブラックのレギンスだけでなく、スキーウェア由来のフュゾータイプやフレアシルエットなど、さまざまなバリエーションが登場しています。

そして2026年秋冬に特に気になるのが、足裏にストラップを通すトレンカ型の「stirrup pants」。

ELLEによると、2026年秋冬のランウェイではStella McCartney、Mugler、Balmain、Jil Sanderなどがstirrup pantsを取り入れています。ワイドパンツやバレルレッグなどボリュームのあるシルエットが続いた中で、細長い脚のラインを作るシルエットが新鮮に映っているようです。

かつてのレギンスは、スポーツや防寒、そしてワンピースやチュニックの下に合わせる「脇役」という位置づけが強いものでした。

現在は、「脚を隠すため」ではなく「脚のシルエットを見せるため」のアイテムへ。

レギンスそのものをコーディネートの一部として見せる、よりモードな使い方が増えています。

懐かしい! 昔のレギンス&トレンカはこんな着方だった

レギンスと聞いて、まず思い浮かぶのが2000年代〜2010年代のスタイルではないでしょうか。

当時の代表的な着こなしといえば、

チュニック+レギンス

ロングニット+レギンス

ワンピース+レギンス

ミニスカート+トレンカ

ショートパンツ+トレンカ

といった組み合わせ。

どれもレギンスやトレンカそのものを主役にするというより、スカートやワンピースの丈を短くしても安心して着られるようにしたり、脚を覆ったりするための意味合いが強いスタイルでした。

つまり、当時は、

「上半身は長め、下半身は細身」

というシルエットが基本。

特にチュニックやロングニットの裾からレギンスがのぞくスタイルは、当時の定番でした。

しかし、ここをそのまま2026年に持ってくると、少し懐かしい印象になりやすい。

今のレギンス&トレンカは、同じ「細身のボトム」でも、スタイリングの考え方が違います。

2026年は「下半身はピタッ、上半身は構築的」が新バランス

今っぽく見せる最大のポイントは、「下半身はピタッ、上半身は構築的」という上下のコントラストです。

細長い脚のラインと構築的なジャケットを組み合わせることで、過去の雰囲気を残しながらも洗練された現代的なバランスに。

つまり、

昔

チュニック
↓
レギンス

という「隠す」スタイルだったのに対し、

今

オーバーサイズジャケット
↓
トレンカ
↓
シャープなシューズ

という「シルエットを作る」スタイルへ。

上半身にボリュームや構築感を出すことで、トレンカの細いラインがより強調されます。

この「上下のメリハリ」が、懐かしいアイテムを一気にモードへ引き上げてくれるのです。

今っぽく見せる「モードなトレンカコーデ」5選

1.オーバーサイズブレザー×トレンカ

まず試したいのが、オーバーサイズのブレザーとトレンカの組み合わせ。

大きめのテーラードジャケットに、脚のラインにぴったり沿うトレンカを合わせることで、上下に大胆なボリューム差を作ります。

昔のレギンススタイルとの違いは、トップスを単純に長くしてお尻を隠すのではなく、肩や身幅に構築感のあるジャケットを選ぶこと。

足元にはポインテッドトゥパンプスやローファー、シャープなブーツを合わせると、スポーティーではなくファッションとしてのトレンカが完成します。

黒のトレンカにチャコールやグレーのブレザーを合わせるモノトーンも、大人っぽくて取り入れやすい組み合わせです。

2.ハイネックジャケット/ハイネックブラウス×トレンカ

次は、首元に存在感を持たせるスタイル。

ハイネックのジャケットやブラウスにトレンカを合わせると、上半身と下半身の両方に縦のラインが生まれ、すっきりとした印象になります。

ポイントは、昔の「ぴったりしたトップス+ぴったりしたレギンス」に戻らないこと。

トップスは、肩や襟に少し構築感があるものや、身体から適度に離れるシルエットを選ぶと今っぽく仕上がります。

ブラック×ブラックならシャープでモードに。

ダークブラウン×ブラック、チャコール×ブラックなど、低彩度の配色なら大人っぽさもキープできます。

トレンカというとカジュアルな印象がありますが、トップスをきれいめにするだけで、かなり都会的なスタイルになります。

3.ダブルのロングコート×トレンカ

秋冬なら、ダブルブレストのロングコートとトレンカも相性抜群。

ボリュームのあるロングコートの下から、細い脚のラインがすっと伸びることで、重たくなりがちな冬のスタイリングにメリハリが生まれます。

特におすすめなのが、ブラックやチャコール、ブラウンなどのロングコートにブラックのトレンカを合わせるスタイル。

コートとトレンカを同系色でつなげれば、脚からコートまでが一続きに見え、縦長のシルエットを作りやすくなります。

足元はパンプスならレディライクに、ローファーならトラッドに、ブーツならモードに。

同じトレンカでも靴を変えることで印象を大きく変えられるのも魅力です。

4.トレンチコート×トレンカ

トレンカをより大人っぽく取り入れるなら、トレンチコートも候補。

トレンチの持つクラシックな雰囲気と、トレンカのタイトなシルエットを組み合わせると、きれいめなのに少しエッジの効いたスタイルになります。

ここでも、昔のようにトレンチの下にワンピースやチュニック、レギンスを重ねるのではなく、トレンチ+トレンカというシンプルな構成にするのがポイント。

ベージュのトレンチに黒のトレンカ、黒のパンプスという王道配色なら、トレンカ初心者でも取り入れやすいでしょう。

トレンチのベルトをきゅっと締めてウエストを強調してもいいですし、前を開けて縦長のシルエットを作ってもOK。

「懐かしいアイテム」を「クラシックなアウター」で包むことで、古さではなく洗練されたレトロ感を演出できます。

5.ボリュームニット×トレンカ

最後は、もう少しリラックス感のあるボリュームニット×トレンカ。

ざっくりとした大きめニットと、脚にぴったり沿うトレンカの組み合わせは、今季らしい「上は大きく、下は細く」というシルエットを作りやすいスタイルです。

ただし、ここには少し注意点も。

ロングニット+レギンスは、昔の定番コーデと非常に似ています。

そこで、ニットは昔のチュニックのような中途半端な丈ではなく、しっかりボリュームのあるオーバーサイズを選ぶのがポイント。

さらに足元をスニーカーではなくローファーやパンプス、ブーツなどにすると、スポーツウェアではなくファッションとしてのトレンカに仕上がります。

「大きなニット+細い脚」という極端なシルエットを意識すると、一気に2026年らしくなります。

「昔っぽいトレンカ」に見せない3つのポイント

1.トップスは「長い」より「構築的」

昔のレギンスコーデでは、トップスの丈を長くして脚を隠すことが多くありました。

今は、単純に長いトップスを選ぶより、肩、襟、身幅などに存在感のあるアイテムを選ぶことがポイント。

オーバーサイズブレザーやダブルコートなど、立体的なシルエットを取り入れると、トレンカとのコントラストが生まれます。

2.足元はきれいめに

トレンカをスポーツウェアに見せないために重要なのが、シューズ。

もちろんスニーカーとの相性もいいのですが、よりモードに仕上げたいなら、ポインテッドトゥパンプス、ローファー、ブーツなど、少しシャープなシューズを選ぶのがポイントです。

実際、2026年のレギンススタイルでも、テーラードジャケットやパンプスを合わせる着こなしが紹介されています。

また、トレンカなら足元のストラップ部分がシューズの上にかかることで、普通のレギンスとは違ったアクセントになります。

3.「隠すためのレギンス」にしない

そして何より大切なのが、この考え方。

昔は、

「脚を出したくないからレギンスを履く」

という使い方が一般的でした。

今は、

「脚の細長いシルエットを作るためにトレンカを履く」

という発想。

同じアイテムでも、目的が変われば着こなしも変わります。

トレンカを単なるインナーではなく、コーディネートのシルエットを作る一つのパーツとして考えることが、2026年らしく見せるコツです。

まとめ|トレンカで今っぽいシルエットを

一度はブームを経験し、「もう流行らない」と思われていたレギンスやトレンカが、再びファッションの舞台に戻ってきています。

昔はチュニックやワンピースの下に合わせ、「脚を隠すためのアイテム」という側面が強かったレギンスやトレンカ。

今は、オーバーサイズのブレザーやロングコート、ボリュームニットなどと組み合わせ、「下半身はピタッ、上半身は構築的」というメリハリのあるシルエットを作るために使われています。

2026年秋冬には、Stella McCartneyやMugler、Balmain、Jil Sanderなどのコレクションにもstirrup pantsが登場。レギンスだけでなく、足元までデザインの一部として見せるスタイルが広がっています。

つまり、今トレンカを取り入れるなら、「今のバランスでトレンカを着る」ことがポイント。

ぜひ新しい着方でトレンカにトライしてみてはいかがでしょうか。