【Withコロナ】栄養充足率No.1フルーツ!キウイが免疫力UPにも役立つ理由


身近な果物の一つであるキウイ。
ビタミンたっぷりで暑い夏は特に美味しいものです。

実はキウイは食後の血糖値に影響しにくい低GI食品。

高GI食品だと太りやすくなるのですが、キウイは食後の血糖値にあまり影響しないことがわかっています。

ダイエットにもいい果物なのです!

先日、ニュージーランド産キウイフルーツの輸入・販売をするゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社主催のオンラインセミナーが開催されました。

今回は、その中から、キウイの美容&健康効果についてシェアしていきたいと思います。

キウイの栄養素充足率は身近な果物の中でトップ

こちらの図は、果物100g当たりに含まれる主要17栄養素が基準値に対してどのくらい含まれるかを表した数値を比較したもの。

ゼスプリのサンゴールドキウイ、グリーンキウイは、りんごやバナナなど日本でよく食べられる果物と比較してスコアが圧倒的に高いことがわかります。

ビタミンCの1日の推奨量は100mgですが、黄色のキウイであるサンゴールドにはそれを大きく超えて160mgも含まれています。

また、ビタミン Eやミネラル、食物繊維も豊富。

栄養価が高い一方、1 個あたりの熱量は50~60kcal。

低カロリーなのも嬉しいですね。

小さい果実ながら栄養素充足率ナンバー1のキウイ。

様々な栄養素がぎゅっと詰まっているんですね。


免疫の維持・増進もサポート

キウイフルーツは、免疫力の観点からみても優秀です。


ポリフェノール、ビタミンC、ビタミン E、カロテノイドなど免疫システムに作用するさまざまな栄養素を含んでいるためです。

また、免疫力の要となる腸内環境ですが、キウイは腸内で発酵する発酵性食物繊維も含んでいて、腸内環境を整えてくれる効果もあります。

特にグリーンキウイに豊富に含まれている食物繊維は、プレバイオティクスとして作用し、腸内細菌叢を整えてくれるのだそう。

その腸内細菌が食物繊維を発酵して生成する短鎖脂肪酸が、β-ディフェンシン(抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用をもつ物質)の産生を促し、免疫力の維持・増進に働くものと考えられています。

短鎖脂肪酸はスーパー物質とも呼ばれていて、若々しさやダイエットにも有用。
免疫にも良いのですね。


キウイフルーツが抗酸化力をアップ

キウイに含まれるポリフェノール、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化作用の高い成分として知られています。

抗酸化成分は、老化やがん、生活習慣病に関係する活性酸素やフリーラジカルによい成分。

日頃から適当な量を摂取することで免疫力も保たれることがわかっています。

このたびの調査研究においても、キウイが免疫力を高めることが明らかになりました。

陸上競技選手の男子大学生20名を対象に、1日2個キウイフルーツ(サンゴールド)を食べてもらい、潜在的抗酸化能(酸化ストレスに対する抗酸化力)の数値を調査。

研究によると、キウイを食べ始めた月は、平均的な潜在的抗酸化能でしたが、食べ始めて1か月後に上昇。

その後、駅伝の練習シーズンに入り、例年だと風邪やインフルエンザなどの罹患で免疫力が下がるシーズンでも免疫力を維持したとのことです。

キウイ摂取後は風邪発症が減少

もう一つの調査研究でも、毎日1~2個のキウイフルーツで感染症にかかりにくくなることがわかりました。

キウイフルーツ(サンゴールドキウイ)を1日1個、女子中高校生サッカー選手に食べてもらい、SIgA(分泌型免疫グロブリンA)の測定を行ったところ、8週間摂取では、SIgAの値を維持、また摂取前にSigA値が低かったグループは、キウイフルーツ摂取後に増加する傾向にあったとのこと。

SIgAとは、口や鼻などで分泌される粘膜免疫で、侵入してきたウイルスや細菌などの異物に結合しその機能を無効化するものです。

アンケート調査では、摂取後に風邪をひいた人の割合が0になり、キウイ摂取が免疫力の低下を抑える可能性があることを示しています。

数々の栄養素が体の免疫力をキープしてくれるんですね。
そのほかダイエット、美容にもよいキウイ。

もちろん、食事からバランスのとれた栄養摂取が基本ですが、
コンビニのお弁当やカップラーメン、菓子パンだけの食事になったときには
キウイを一つプラスするだけで栄養バランスがぐんと整いますよ。

スーパーでキウイを見掛けたら思い出してくださいね!