こんにちは、ビューティーライターのマキです。
ノースリーブや半袖の季節を前に、ボディケアそろそろ始めたいですよね。
かかとのガサガサや二の腕のブツブツはケアに時間がかかるので、
早めに取り掛かると、いざという時に思いっきり腕や足が出せますよ。
今回は、特に時間がかかる二の腕のブツブツについて
美容的なスキンケア法をまとめていきます…!
ホルモンバランスや遺伝が原因⁉︎
このブツブツは毛孔性苔癬(毛孔性角化症)というもので、遺伝や体質が深く関わっています。
30代以降、加齢とともに消えてなくなることが多く、女性ホルモンとの関係もあるとされていますが、はっきりとした原因は分かっていません。
明確な原因がわからないので、自宅でのケアは対処療法的なスキンケアになりますが、日々のケアで手触りや見た目が大きく変わってきますよ。
洗いすぎはNG!勘違いケア法
よく勘違いされているのが、毛穴づまりを解消しようと強い洗浄成分を使って、ゴシゴシとこすり洗いしてしまうこと。
決して洗っていないからブツブツになっているわけではありません。
またニキビのように、とにかく衛生的にすることがいちばん大事なことではないのです。
二の腕のブツブツは肌のターンオーバーが乱れ、角質が硬くなっている状態。
不要な角質を柔らかくして取り去ります。
毛詰まりしている場合は、毛抜きなどで無理に取り去ったりしない方が良いでしょう。
赤く炎症を起こしている部分が茶色に色素沈着してしまうこともあるので、ゴシゴシこすったり、無理に潰したりすると肌を傷めてしまいます。
ブツブツ自体は良性のもの。他の人にうつることもなければ、においもなく、他の部位に広がっていくこともありません。
あまり神経質にならず、気長にボディケアを続けましょう。
二の腕のざらつきには角質ケアと保湿
二の腕のブツブツはターンオーバーの乱れで厚くなった角質を優しく取り除くことから。
肌がやわらかい状態になったら保湿し乾燥させないことがポイント。
お風呂の中でできることと、入浴後にすべきボディケアをご紹介します。
インバスケア
(1)洗浄力が強い、さっぱりタイプの石鹸よりも、しっとり系のボディ洗浄料を使って洗い上げましょう。
(2)ボツボツに赤みが出ている人は、赤みを鎮静する洗い流しタイプのパックもおすすめ。顔用のものでクレイや植物原料など、肌の汚れを取り去り、赤みを鎮めてくれる作用のあるパックを週2回ほど用いましょう。
アウトバスケア
(3)お風呂あがりには、肌が柔らかくなっているので、このタイミングで拭き取りローションでソフトピーリングを行います。
角質をケアする化粧水など、高価なものでなくても手頃な価格のものもたくさんあります。
角質をケアするピーリング用のフェイスマスクも、二の腕のブツブツ対策に使えます。
この時も、必要以上に時間を置いたり、ゴシゴシこすらないようにしましょう。角質ケアのローションなら、基本的に毎日使っても肌の負担にはなりません。
(4)乾燥が進むとブツブツが目立ってきて、肌がごわついてきます。
ハンドクリームやボディクリームを使って、肌を保湿しましょう。
夏は、日焼け止めを塗った肌は乾燥しやすくなるので、朝晩に保湿ケアを怠らないようにしましょう。
二の腕のブツブツ対策で用いられるのが、尿素入りのクリーム。
肌を保湿しながら、角質を柔らかくしてくれます。尿素入りのハンドクリームはドラッグストアでも売られていて、ハンドケアをした後、二の腕まで一緒にケアしてあげましょう。
*
つるんとした二の腕、いいですよね。
夏は特に、艶めいた美腕はアクセサリー以上に“女っぽさ”を引き立ててくれます。
肩出しのトップスやキャミソールワンピにも欠かせませんね。
美腕を目指して、早いうちからケアを続けていきましょう。
【ボディシリーズ】