ブルーアイシャドウや薄眉が今っぽくなって帰ってきた! 再燃中の“平成レトロメイク”5選

ここ数年、ファッション業界ではY2Kブームが続いています。今年はそこからさらに一歩進み、“平成レトロ”を感じさせるメイクがSNSで存在感を強めています。

かつて2000年代前半〜後半に流行していたメイクといえば、ブルーアイシャドウや細眉、ツヤ感の強いグロスリップ、シルバーラメなど。どこか大胆で「盛る」ことを意識したスタイルでした。

そしてまた今の感覚で平成メイクがリバイバル! 今流行っている平成メイクは、単なる復刻というわけではなく、当時のエッセンスを残しながらも、透明感や抜け感、ミニマルさを加えてアップデートしたもの。

かつては少し派手に見えたメイクも、洗練された印象になり、今っぽく変化しているのがわかります。

今回は、SNSでトレンド化している平成レトロなリバイバルメイクをご紹介しましょう。


1. フロスティブルー|平成ブルーシャドウが“氷感メイク”として復活

平成メイクの象徴とも言えるブルーアイシャドウは、2025〜2026年にかけて「フロスティブルー」と呼ばれる形で再び注目を集めています。

かつてのブルーアイシャドウは、パール感の強い青をまぶた全体にしっかり塗るスタイルが主流でした。当時は“ギャルっぽさ”を演出する色として人気が高く、シルバーラメやホワイトシャドウと組み合わせるメイクも多く見られました。

しかし今SNSで流行しているフロスティブルーは、当時のような強い発色ではなく、「光で青く見える」くらいの繊細な透明感を湛えています。海外インフルエンサーの間では、アイスブルーやシルバーブルーを透けるようにまぶたへ重ね、まるで氷や雪のような冷たい輝きを演出するメイクが人気になっています。

特にTikTokでは、“icy makeup”や“frost makeup”といったキーワードで拡散されており、Y2Kの未来感を現代的にアップデートしたスタイルとして注目されています。

また、現在のフロスティブルーは、ファッションとの組み合わせも違っています。かつてはギャルファッションや派手なコーデと合わせられることが多かったブルーシャドウですが、今はミニマルなブラックコーデやグレーのセットアップ、タイトヘアと組み合わせることで、無機質でモードな印象に仕上げるスタイルが主流です。

海外インフルエンサーの間では、「サイバー感」「AIっぽさ」「近未来感」を演出するメイクとして人気が高まっており、平成メイクの“近未来イメージ”が令和の感覚で再解釈されているのです。


2. 細眉・薄眉|“眉を消す”平成感が令和の抜け感に変化

細眉や薄眉も、近年再び注目されている平成リバイバルメイクのひとつです。

かつて平成初期〜中期に流行していた細眉は、眉山を細く整え、アーチを強調するスタイルが定番でした。ギャルメイクやセレブ風メイクとも相性が良く、「眉をシャープに細く見せる」ことが洗練された印象につながっていた時代です。

その後、韓国メイクブームやナチュラル志向の流れから太眉人気が長く続きましたが、最近はその反動もあり、「眉の存在感を薄くする」メイクがSNSで急増しています。

ただし、現在流行しているのは平成当時の極細眉そのものではありません。今のトレンドは、“眉を主張しない”ことに重点を置いた薄眉です。

TikTokでは、コンシーラーで眉の色を薄く見せるテクニックや、ブリーチ風に仕上げる淡色眉メイクが人気になっています。特に海外インフルエンサーの間では、グレージュやベージュ系のアイブロウを使い、顔全体を無機質に見せるメイクが流行しています。

また、韓国アイドル系メイクとも結びつきが強く、透明感重視のメイクと合わせることで“儚さ”や“アンニュイ感”を演出するスタイルとして支持されています。

平成時代の細眉が「強さ」や「華やかさ」を演出するものだったのに対し、現在の薄眉は「抜け感」や「余白」を作るメイクとして取り入れられているのが大きな違いです。


3. グロッシーリップ|“テカテカグロス”が水膜感リップへ進化

グロッシーリップも、平成リバイバルを語る上で欠かせない存在です。

2000年代は、グロスをたっぷり重ねたツヤツヤの唇が大流行していました。当時は海外セレブの影響も大きく、ベージュ系リップの上に透明グロスを重ねるスタイルが定番でした。リップの立体感や“ぷるぷる感”を強調するメイクは、平成らしい華やかさの象徴でもありました。

その後一時期は、マットリップブームによってツヤ感の強い唇は少し古い印象として扱われることもありました。

ところが現在、SNSでは再び“ツヤ強め”のリップが人気になっています。

ただし今のグロッシーリップは、当時の重たいグロス感とは違い、「ガラスの膜を張ったような透明感」が特徴です。TikTokでは“glass lips”や“lip oil makeup”といったワードが人気になっており、水分をたっぷり含んだような唇がトレンド化しています。

特に海外インフルエンサーの間では、あえて輪郭をぼかしたリップにオイル系グロスを重ね、“少し溶けたようなツヤ感”を作るメイクが人気です。

また、平成時代はピンクグロスやベージュグロスが中心でしたが、現在はミルキーピンクや透明感のあるコーラルなど、より柔らかいカラーが支持されています。

「懐かしいテカリ感」を残しつつも、よりナチュラルで軽やかな印象に進化しているのが今のグロッシーリップなのです。


4. 90sスーパーモデル風ブラウンリップ|海外セレブ感が再び人気に

近年、海外インフルエンサー界隈で特に人気を集めているのが、90年代スーパーモデル風のブラウンリップです。

かつて1990年代〜2000年代初頭には、ブラウン系リップやリップライナーを強調したメイクが海外セレブの定番でした。輪郭を濃い色で囲み、内側をベージュ系でぼかすスタイルは、当時の“ゴージャス感”や“成熟した色気”を象徴するメイクでもありました。

現在このスタイルが再び注目されている背景には、「ラテメイク」や「モカムースメイク」の流行があります。

TikTokでは、ブラウンやキャメル系カラーを使った“ウォームトーンメイク”が人気となり、その流れの中で90sスーパーモデル風のリップも再評価されるようになりました。

今のトレンドでは、当時のように完全マットに仕上げるのではなく、中央に少しグロスを重ねることで柔らかさを出すスタイルが主流です。また、骨格感を強調するメイクと合わせることで、海外インフルエンサーらしい“強めフェイス”を演出する流れも生まれています。

かつてのセレブメイクが、現在は“ヴィンテージグラム”として再解釈されているのです。


5. シルバー×ホワイトの未来感メイク|平成の“近未来感”がサイバーY2Kへ

平成後期に流行していた「未来感メイク」も、現在SNSで再ブームとなっています。

2000年代後半には、シルバーラメやホワイトライナーを使ったサイバー系メイクが雑誌などで多く紹介されていました。当時は“宇宙感”や“近未来”をイメージしたビジュアルが人気で、メタリックな質感がトレンドのひとつとなっていました。

現在、この空気感は「Cyber Y2K」という名前で復活しています。

TikTokやInstagramでは、シルバーの偏光ラメやホワイトラインを取り入れたメイクが人気になっており、特にフェス系ファッションや海外ストリート系スタイルとの相性の良さから注目を集めています。

今のサイバーY2Kメイクは、当時のような“派手な近未来”というより、「無機質で洗練された未来感」を重視しているのが特徴です。

シルバーアクセやメタリックバッグ、タイトなヘアスタイルと合わせることで、SNS映えする“冷たいモード感”を作り出しています。

平成時代に憧れられていた“未来っぽさ”が、現代のデジタルカルチャーやAI的なビジュアル感覚と結びつき、新しいトレンドとして進化しているのです。


まとめ

SNSでも人気になっている平成レトロなメイク。

かつて流行したメイクとは雰囲気もファッションも違っていて、今のTikTok世代だけではなく、その上のリアルな平成メイクをしていた世代にも新鮮なものに映るのではないでしょうか。

ぜひ平成レトロなファッションと合わせて、メイクも楽しんでみてください♪