
「中国からの訪日客が爆買いする時代は終わった」——そんな声も聞こえてきますが、中国のSNSを見てみると、今人気なのは高級品の爆買いとは少し違うスタイルです。
小紅書(RED)や抖音(中国版TikTok)では、「日本でしか買えない」「日本のほうが品揃えが豊富」「品質が高いのにコスパがいい」といった理由から、日本の生活ブランドを紹介する投稿が数多く保存されています。円安も後押しとなり、「せっかく日本に行くならここで買いたい!」というアイテムが注目を集めています。
今回は、中国SNSで話題の「日本で買うべきもの」として紹介されるショップ10選をご紹介しましょう。
1. UNIQLO(ユニクロ)
中国にも店舗があるユニクロですが、日本旅行では欠かせないショッピングスポットのひとつです。
中国SNSでは、「日本のユニクロは品揃えが違う」「限定商品が多い」「大型店は見応えがある」といった投稿が目立ちます。特に銀座店や原宿店は観光スポットのような存在で、日本限定コレクションや先行販売アイテムを目当てに訪れる人も少なくありません。
円安の影響で価格面の魅力も感じやすく、旅行中にまとめ買いする人が増えています。
2. GU(ジーユー)
「トレンド服を安く買えるブランド」として人気なのがGUです。
ワイドパンツやバレルレッグジーンズ、シアートップス、キャミソールなど、日本でも流行しているアイテムをリーズナブルに購入できることから、「全身コーデでも数千円」という動画が小紅書で多く投稿されています。
日本旅行中に数着まとめ買いするのが定番コースになっています。
3. 無印良品
無印良品も、中国旅行者が必ずといっていいほど立ち寄るブランドです。
スキンケアや収納用品だけでなく、日本限定のお菓子やレトルト食品、文房具なども人気。中国にも店舗はありますが、「食品のラインアップが豊富」「限定商品が多い」という理由から、日本で購入する価値があると紹介されています。
4. ドラッグストアコスメ
中国SNSで「日本旅行購入品」と検索すると、必ず登場するのがドラッグストアです。
CANMAKEやCEZANNE、KATE、excel、ヒロインメイクなどは、「プチプラなのに品質が高い」と高評価。スキンケアではアネッサやキュレル、肌ラボなども定番で、「日本でまとめ買いしたいコスメ」として人気を集めています。
美容好きの旅行者にとって、ドラッグストア巡りは日本旅行の楽しみのひとつになっています。
5. サンリオ・ちいかわグッズ
キャラクターグッズも、近年人気が急上昇しているジャンルです。
ハローキティやクロミ、シナモロールに加え、ちいかわやポケモンの限定グッズを目当てにショップを巡る旅行者も増えています。
「日本限定」「期間限定」「ポップアップ限定」という言葉は、中国SNSでも特に反応がよく、購入品紹介の定番コンテンツになっています。
6. Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
日本ブランドのスニーカーを代表する存在です。
中国でも知名度は高いものの、日本限定カラーや店舗限定モデルを探して来店する人が多く、「東京でしか買えない」「日本価格のほうがお得」といった投稿が人気です。
ファッション好きのインフルエンサーも頻繁に紹介しています。
7. LOFT・Hands
雑貨好きなら外せないのがLOFTとHandsです。
便利な収納グッズや文房具、美容アイテム、旅行グッズなど、日本らしいアイデア商品が豊富にそろっています。
中国SNSでは、「日本で買ってよかった便利グッズ」というテーマの動画が多く、実際に使い方を紹介する投稿も人気です。
8. 100円ショップ
「100円ショップは日本文化のひとつ」と紹介されることもあります。
DAISOやSeria、Can★Doでは、収納用品やキッチングッズ、メイク収納、ネイル用品などを大量購入する動画が数多く投稿されています。
「このクオリティで100円?」という驚きも、中国人旅行者にとって魅力のひとつです。
9. コンビニ・スーパー限定商品
最近特に増えているのが、「スーパー購入品紹介」です。
抹茶のお菓子や地域限定KitKat、インスタントラーメン、調味料、レトルトカレーなど、日本の日常にある商品を紹介する動画が人気を集めています。
「空港よりスーパーがおすすめ」「コンビニ限定スイーツは必食」といった投稿も多く、食品も重要なお土産になっています。
10. ReFa・Panasonicなど美容家電
以前は炊飯器や温水洗浄便座が人気でしたが、現在は美容家電が主役です。
ReFaのシャワーヘッドやヘアブラシ、Panasonicのナノケアシリーズ、YA-MANの美顔器などは、「日本で買うべき美容アイテム」としてたびたび紹介されています。
美容への関心が高い若い世代を中心に、円安を活かして購入する人も増えています。
爆買いの主役は「高級ブランド」から「日本ブランド」へ
一昔前は、高級ブランドバッグや家電を大量購入する「爆買い」が中国人旅行者の代名詞でした。しかし現在、中国SNSで人気なのは、日本ならではのブランドや日用品、雑貨を楽しむショッピングスタイルです。
「品質が高い」「限定商品がある」「コスパがいい」という理由から、ユニクロや無印良品、ドラッグストア、100円ショップなどが旅行の目的地になっています。
円安はもちろん追い風ですが、それ以上に「日本らしいものを持ち帰りたい」という価値観が広がっていることが、現在の訪日ショッピングを象徴する大きなトレンドといえるでしょう。
〈小紅書(RED)シリーズ〉









