
今季のカラートレンドを見ると、ブラックやグレー、ホワイト、チャコールなどの無彩色がベーシックカラーとして引き続きメインストリームに君臨しています。そして、それ以外に目を引くのが、深い青緑の「ティール」のようなインパクトカラー。SNSなどの海外のおしゃれな着こなしでも、意外性のあるカラーをプラスするスタイルが目立っています。
2026年秋冬のコレクションでも、鮮やかなカラーを取り入れたルックが登場しており、定番色だけでは出せない新鮮さを楽しめるシーズンになりそうです。
一色だけで今年の気分を象徴するようなインパクトカラー。ブラックやグレーなどの無彩色をベースに、鮮やかな色を一点だけ投入するスタイリングもおすすめです。
今回は、海外のおしゃれさんも取り入れている、2026年秋冬の最旬インパクトカラー5色をご紹介します。
① 黒コーデを一気に今年顔に!「トランスフォーマティブ・ティール」
最初に注目したいのが、2026年を象徴するカラーのひとつともいえる「トランスフォーマティブ・ティール」です。
ティールとは、ブルーとグリーンの中間に位置する青緑系のカラー。今回のトランスフォーマティブ・ティールは、クラシックなダークブルーとアクアグリーンを融合したような、深みのある色合いです。
WGSNとColoroは、この色を2026年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」に選出。2026年秋冬のキーカラーとしても紹介されており、ダークカラーの代わりに使える色として提案されています。
ティールの魅力は、鮮やかさがありながら、派手になりすぎないところ。
ネイビーほどベーシックではないものの、深みのある色なのでブラックやチャコールグレーとの相性も抜群です。
こんな人におすすめ
「いつも黒やネイビーを選んでしまうけれど、今年は少し色を取り入れたい」という人におすすめ。
取り入れ方
ティールのニットにブラックのパンツを合わせたり、黒のジャケットスタイルにティールのバッグを投入したりするだけでも、いつものコーデが新鮮に。
特に秋冬なら、ティールのニット×チャコールグレーのスカートのような組み合わせも大人っぽく仕上がります。
「派手色」というより、黒の代わりになる新しいダークカラーとして取り入れるのがポイントです。
② 秋冬にあえて透明感を!「アクアマリン」

夏を思わせるような爽やかな色を、秋冬ファッションに取り入れるのも2026年らしいスタイルです。
そこで注目したいのが「アクアマリン」。
水色とターコイズの中間のような、透明感のあるブルー系カラーです。
アクア系の色は軽やかで涼しげな印象がありますが、今季は秋冬の重厚なアイテムと組み合わせることで、むしろ新鮮に見せることができます。
ブラックやチャコール、ブラウンなどの秋冬らしいダークカラーにアクアマリンを合わせれば、コーディネートに軽さが生まれます。
2026年秋冬のカラー傾向でもターコイズなどの明るい色が注目されており、秋冬=暗い色という固定観念を崩すようなカラー使いが楽しめそうです。
こんな人におすすめ
「秋冬でも重たく見えないコーデが好き」「透明感のあるカラーを取り入れたい」という人におすすめ。
取り入れ方
アクアマリンのニットにチャコールグレーのパンツを合わせたり、ブラックのワンピースにアクアマリンのバッグを合わせたりするのがおすすめ。
淡い色だからこそ、黒や濃いグレーと組み合わせると色の美しさが際立ちます。
③ バーガンディの次はこれ?「ディープ・エッグプラント」
秋冬らしい深みのある色「ディープ・エッグプラント」。
名前の通り、茄子の皮のような黒みを帯びた濃い紫です。
パープルというと華やかで少し派手なイメージがありますが、ディープ・エッグプラントはかなり落ち着いた色。
ブラックに近い感覚で使えるため、鮮やかなカラーが苦手な人にも取り入れやすいのが魅力です。
また、ここ数年人気だったバーガンディやチョコレートブラウンとは少し違う、紫がかったニュアンスを加えられるのもポイント。
こんな人におすすめ
「派手な色は苦手だけれど、黒以外のダークカラーを楽しみたい」という人におすすめ。
取り入れ方
ディープ・エッグプラントのバッグやブーツをブラックコーデに合わせるだけでも、かなり洗練された印象に。
もう少し色を楽しみたいなら、エッグプラントのスカートにチャコールグレーのニットを合わせるのもおすすめです。
ブラック、グレー、ブラウンといった秋冬の定番色に自然になじむので、「実はかなり使いやすいインパクトカラー」といえます。
④ 一点投入で一気に垢抜ける「アシッドイエロー」
5色の中でもっともインパクトが強いのが、「アシッドイエロー」です。
蛍光ペンを思わせるような、鮮烈なイエロー。フルオロイエローやネオンイエローと呼ばれる色に近いカラーです。
2026年は、90年代を思わせるネオンカラーの復活も見られています。実際に海外では、Hailey Bieberがフルオロイエローを取り入れたスタイルを披露し、再び注目を集めました。
一見すると難しそうな色ですが、実はブラックやグレーとの相性が非常に良いのが特徴。
むしろベーシックカラーと合わせることで、色の存在感が際立ちます。
こんな人におすすめ
「いつものシンプルコーデを一気におしゃれに見せたい」「人と違うカラーを取り入れたい」という人におすすめ。
取り入れ方
初心者なら、バッグや靴、マフラーなどの小物から取り入れるのがおすすめ。
ブラックのジャケット+グレーのパンツというベーシックなスタイルに、アシッドイエローのバッグを合わせるだけでも十分今年らしくなります。
トップスで取り入れるなら、ブラックのボトムを合わせて色の面積を抑えるとバランスよくまとまります。
ポイントは、「全身をカラフルにする」のではなく、あえて1色だけ強く効かせること。
⑤ ピンクを甘く着たくない人に!「ジューシー・ピーチ」

最後は、ピンクとオレンジの中間のような「ジューシー・ピーチ」。
名前の通り、みずみずしい桃を思わせる明るくフレッシュなカラーです。
ピンクほど甘くなく、オレンジほど元気すぎないため、大人の女性でも取り入れやすいのが魅力。
2026年秋冬のカラーとしても「Juicy Peach」が注目されており、ChanelやMiu Miu、Valentino、Jacquemusなどのコレクションにも登場しています。
秋冬はブラックやブラウンなど重たい色が増えるからこそ、こうした明るい色を投入するとコーディネートが一気に軽やかになります。
こんな人におすすめ
「ピンクは好きだけれど、甘すぎる着こなしは苦手」という人におすすめ。
取り入れ方
まずはバッグやシューズ、ニットなどから取り入れるのがおすすめ。
ジューシー・ピーチのトップスにチャコールグレーのパンツを合わせれば、甘さを抑えた大人っぽいスタイルに。
ブラウンのレザーアイテムと合わせれば、秋らしい温かみのあるコーディネートにも仕上がります。
今シーズンらしいインパクトカラーを取り入れて
どれも単体で主役になれる存在感のあるカラー。
だからこそ、全身をカラフルにする必要はありません。
むしろ2026年らしく取り入れるなら、ブラック、グレー、ホワイト、チャコールなどの無彩色をベースにして、インパクトカラーを1色だけ加えるのがおすすめです。
たとえば、
黒コーデ+ティールならモードに。
グレーコーデ+アクアマリンなら透明感のある印象に。
ブラック+ディープ・エッグプラントなら大人っぽく。
黒やグレー+アシッドイエローならストリート感のある着こなしに。
チャコール+ジューシー・ピーチなら甘さを抑えたフェミニンスタイルに。
というように、ベースカラーを変えなくても、差し色を変えるだけで雰囲気を大きく変えられます。
黒やグレーの安心感を残しながら、色で少し冒険する。
そんなカラーコーディネートが、今季のおしゃれを新鮮に見せてくれそうです。



