
「日本でこんなに安く買えるなんて!」「スーツケースが閉まらない!」
円安が続くなか、TikTokやInstagram、YouTubeでは海外インフルエンサーによる「Japan Haul(日本購入品紹介)」動画が大人気。これまで訪日外国人のお土産といえば、お菓子やコスメが定番でしたが、近年はファッションブランドを目当てに来日する人も増えています。
注目したいのは、高級ブランドだけではなく、日本人にはおなじみのショップまで“爆買いスポット”になっていること。海外でも店舗を展開するブランドであっても、「品揃え」「限定商品」「価格」などの理由から、日本で購入することに価値を感じる旅行者が少なくありません。
今回は、海外インフルエンサーが日本旅行で注目している16のファッションブランドをご紹介します。
1. Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
海外SNSで「日本旅行で絶対に買うべきスニーカー」として人気を集めるブランド。レトロスニーカーブームの追い風もあり、「MEXICO 66」は定番アイテムとなっています。
欧米やアジアにも店舗はありますが、日本では限定カラーや限定モデルが手に入りやすく、品揃えも圧倒的。さらに円安の影響で価格面のメリットもあり、銀座や表参道の店舗を訪れる様子がSNSに数多く投稿されています。
2. PORTER(ポーター)
日本製バッグの代名詞ともいえるブランド。
耐久性の高さやミニマルなデザインが評価され、「一生使えるバッグ」として海外クリエイターやファッション好きから支持されています。旅行中にバックパックやショルダーバッグを購入し、そのまま使い始めるインフルエンサーも多く見られます。
3. ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)
世界的な人気を誇る日本ブランド。
「PLEATS PLEASE」や「BAO BAO」は海外でも購入できますが、日本の店舗はコレクションが充実しているうえ、円安によって価格差が生まれることも。旅行中に念願のアイテムを購入する様子は、SNSでも人気コンテンツになっています。
4. COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)
世界のファッションシーンを牽引するブランドのひとつ。
海外にもショップがありますが、日本はライン展開が豊富で、店舗限定アイテムが販売されることもあります。「PLAY」だけでなく、「BLACK」や「SHIRT」など幅広いラインをチェックできることから、ファッション好きの訪日スポットとなっています。
5. Snow Peak(スノーピーク)
アウトドアブランドでありながら、ファッションブランドとしても人気急上昇。
欧米でも知名度は高まっていますが、日本の店舗はアパレル・キャンプ用品・カフェなどが一体となった体験型ショップが多く、ブランドの世界観を楽しめることが魅力。アウトドアミックスなGORP Core(ゴープコア)スタイルのブームも追い風になっています。
6. SNIDEL(スナイデル)
日本発のフェミニンブランドとして、アジアを中心に人気。
海外にはない繊細なデザインが支持され、「日本旅行で必ず立ち寄るブランド」と紹介されることもあります。日本では最新コレクションや限定アイテムがそろいやすいことも魅力です。
7. WEGO(ウィゴー)
原宿カルチャーを代表するショップ。
オーバーサイズTシャツやバッグ、アクセサリーなど、トレンドアイテムをリーズナブルに購入できるため、若い旅行者に人気。「Harajuku Shopping」のVlogには必ずといっていいほど登場します。
8. UNIQLO(ユニクロ)
海外にも数多くの店舗がありますが、「日本のユニクロは別格」という声は少なくありません。
その理由は、大型店舗ならではの商品数、日本限定アイテム、先行販売商品、豊富なサイズ展開など。さらに円安の影響もあり、「同じ商品でも日本で買った方がお得」と紹介する動画も数多く投稿されています。
9. GU(ジーユー)
海外では「トレンド服が驚くほど安いブランド」として人気急上昇のGU。海外でもアジアを中心に展開していますが、日本は圧倒的な旗艦市場です。
最新トレンドの商品が最も充実しており、バレルパンツやワイドデニムなど話題のアイテムをいち早く購入できます。欧米では実店舗がない地域も多いため、「日本旅行で初めてGUに行く」というインフルエンサーも多く見られます。
10. Maison de FLEUR(メゾン ド フルール)
リボンバッグやフリルトートで人気のブランド。
「かわいい日本」を象徴するブランドとして海外の若い女性から支持されており、バッグやポーチをお土産として購入する人も増えています。日本限定デザインを探すのも旅行の楽しみのひとつです。
11. ワークマン
日本人には作業服ブランドというイメージですが、海外では高機能アウトドアブランドとして注目されています。
防水性や軽量性に優れたウェアを驚くほどリーズナブルな価格で購入できることから、「日本に来たら絶対寄るべき店」と紹介する動画も増えています。
12. niko and …
洋服だけでなく、雑貨や家具、カフェまで展開するライフスタイルブランド。
海外では「日本の暮らしそのものを体験できるショップ」として人気で、服だけでなく食器やインテリア雑貨までまとめ買いする旅行者も少なくありません。
13. JINS
海外にも進出していますが、日本は店舗数・フレーム数ともに圧倒的。
旅行中に視力測定を受け、その日のうちにメガネを受け取れるスピード感は海外旅行者にとって驚きです。価格も比較的リーズナブルで、「ファッションアイテムとしてメガネを新調する」というインフルエンサーも増えています。
14. SPINNS(スピンズ)
Y2Kや原宿ストリートファッションを楽しめる人気ショップ。
古着ミックスや個性的なアイテムが豊富で、「東京らしいファッションが楽しめる」と海外Z世代から支持されています。アクセサリーをまとめ買いする人も多く見られます。
15. 3COINS(スリーコインズ)
300円ショップとは思えないデザイン性の高さで、海外インフルエンサーからも注目されています。
バッグやアクセサリー、ヘアアクセサリー、スマホグッズなど、「この価格でこのクオリティ?」と驚きながら大量購入する動画が人気です。実用性の高いアイテムが多く、お土産としても選ばれています。
16. Tabio(タビオ)
「靴下専門店」が珍しい国も多く、日本製ならではの品質の高さが高評価。
海外にも店舗はありますが、日本ではカラーやデザインのバリエーションが豊富で、限定商品も見つかります。「靴下は日本で買う」というリピーターも少なくありません。
世界のどこにもない”特別”な場所に
「高品質なのにリーズナブル」「限定アイテムが豊富」「日本ならではの接客や店舗体験ができる」…と日本は“ショッピングデスティネーション(買い物を目的に訪れる場所)”としても世界中から注目を集める存在に。
円安が進行する中、日本人にとっても日本ブランドは魅力的に映る昨今ですが、海外から訪れる旅行者も日本人以上に品質の良さや日本ならではのつくりに魅力を感じているようです。
海外の人が熱中する爆買いブランドの中に日本人が知らない日本ブランドの隠れた魅力を発見できるかもしれません。


